2017/05/23 09:12
今日は絞りの王道のお話です。
「絞り」と聞いたとき、
紺地の絞りを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
例えばこちら
これこそ「ザ・絞り」ですね。
紺と白しか使われていません。
色が入っていないからこその上品さ、親しみやすさがあります。
私が初めて絞りの浴衣を誂えたのも紺地の総絞りで「色が使われていないもの」
自然とそれを選んでましたね。
普通の浴衣と比べて絞りの浴衣は高価なものが多いです。
なので購入するときは長く着ようと思われる方も多いのではないかと思います。
もう1点、娘さんがいるご家庭の場合、浴衣を共有するという選択肢がありますね。
そんな時に、お母様でもお嬢様でも着ていただけるのがこの王道の紺地だと思います。
どの世代からも愛される、
だからこそ「王道」として長く選ばれているんだと思います。